サイトへ戻る

「琥珀」へ寄せられた感想の声

お聴きいただいたみなさんから、直接感想を伺うのは緊張します

· Promotion

東北一帯をベースに忙しい日々を送る音楽家にしてエレクトーンデモンストレーター髙橋督。敢えて敬称を略したのは、私と督ともうひとり水沼慎一郎という作曲家の3名で「オレたちの旅プロジェクト(略して旅プロ)」という勉強会を継続している、言わば同志だからである。私には3人の「心の師匠」がいる。自らの名を冠したアルバムをリリースする際には、常に師匠に聴かれて恥ずかしくないか?と自問自答する。同時に本作「琥珀」については、髙橋督と水沼慎一郎が聴いた後にどんな顔をするだろう…と思いつつ仕上げていったのもまた事実なのだ。旅プロの席ではそれぞれの考えや音に、文字通り忌憚の無い意見をぶつけ合う。「それ、ダメだよ」と言ってくれる同志が側にいるということは貴重な体験だ。

髙橋督が「琥珀」を聴いた感想を書いてくれた。歯に衣着せない評価を聞くのは勇気がいる反面、次に自分がやるべきことへフォーカスするのが楽になる。督、ありがとう!督の次作を待ってるぜ!!

髙橋督@notebook「琥珀を聴いた感想

現在よりももっと内向きに音源制作をしていた頃から私の音楽を「買ってくれていた」リスナーのひとり、トルエムさんもamazonの商品ページにレビューを書き込んでくださった。トルエムさんが関わるwebラジオ番組に音源を提供させていただくなど、日なたからも影からも応援してくださっている。実は個別に各曲の感想も送ってくださっているのだが、やはり「次は…」という話になる。ありがたいことだ。

音楽に限らず作家・表現者にとってリリースした作品に対する思い入れは鑑賞者とは異なる。作家にとって作品はひとつのゴールだが、リスナーにとってはそこから関係が始まるスタート地点である。そして作家・表現者という人種は、ひとたびリリースしてしまった作品については冷たいことが多い。すでに過去の通り過ぎた点であり、これ以上手をかけてやることもできないのだから、ある意味それは当然だと思う。逆に過去の作品に執着する作家なんて、みなさんお好きですか?


「琥珀」を聴いてくださったみなさんそれぞれに感想をお持ちだと思う。今回はたまたま直接連絡を取り合える方の感想をご紹介した。だからと言って「ヨイショな感想」になっていないことはお読みいただければわかっていただけるだろう。作家である私の各曲解説と突き合わせて読むと、楽曲を楽しむ視点が増えると思う。どうぞ末長く「琥珀」をお楽しみいただきたい。